Instagramは、お気に入りのユーザーの活動を追いかけたり、魅力的な写真や動画を楽しむための素晴らしいプラットフォームです。
ただし、時として否定的なコメントや他人との比較が気持ちを沈めることもあります。
一方、受験勉強や就職活動などでSNSを離れたい学生や、新しい人生の節目でアカウントを完全に削除したいと考える人もいます。
しかし、Instagramのアカウントを削除しようと思っても、その手順が分かりにくいことが多いです。
実際には、Instagramではアカウントを直接削除するオプションが提供されていません。
この記事では、Instagramを完全に退会する手順や、アカウントを削除、あるいは休止する際の影響について解説しています。
インスタアカウントの削除や休止後の変化について
インスタグラムで「削除」を選択すると、自分のプロフィール、アップロードした写真や動画、コメント、いいね！、フォロワーが全て削除されます。
削除リクエストを送信してから30日間は実際には削除されず、この期間は他の人には見えません。
対照的に、「休止」を選べば、アカウントは一時的に非活動状態になり、プロフィールや写真、動画、コメント、いいね！が他のユーザーには表示されません。
この状態では、あなたのアカウントや投稿は他のユーザーから検索されることもありません。
しかし、再度ログインすると、アカウントを元の状態に復帰させることができ、過去の投稿も再び閲覧可能になります。
アカウントの削除と休止の違いを見てみよう
インスタグラムでアカウントを「削除」する場合と「休止」する場合の主な違いをご説明します。
アカウントを「削除」すると、すべての写真や動画、フォローしているアカウントやフォロワーも削除されます。
削除後30日以内にログインすれば、削除をキャンセルすることが可能ですが、一度削除を選択するとそのアカウントでの削除は一回限りです。
一方で、「休止」を選ぶと、あなたの写真や動画、フォローしている人やフォロワーは見えなくなりますが、いつでもアカウントを再開することができ、週に1回まで休止することが可能です。
もししばらくインスタグラムを使う予定がない場合は、休止を選ぶことをおすすめします。
これにより、アカウントのデータを保持しながら、一時的にプロフィールを非公開にできます。
| 操作 | 説明 | 期間 | 復帰可能性 |
|---|---|---|---|
| 削除 | プロフィール、写真、動画、コメント、いいね、フォロワー全てが削除されます。 | 30日間は削除されず、他人には見えない。 | 30日以内ならキャンセル可能。一回限り。 |
| 休止 | プロフィールや写真、動画、コメント、いいねが非表示になり、他のユーザーには検索されなくなります。 | いつでも可能。 | いつでも再開可能。週に1回まで休止可能。 |
インスタアカウント削除時の重要ポイント
アカウントを完全に削除する前に、以下の点を確認しておくことが重要です。
ユーザーネームの再利用について
アカウント削除後、そのユーザーネームが他の誰かによって再利用される可能性があります。
ただし、これはそのユーザーネームがまだ使用されていない場合に限られます。
しかし、コミュニティガイドラインに違反して削除された場合は、同じユーザーネームで再登録することはできません。これは違反行為を防止するための措置です。
アカウント削除は本人のみ
アカウントを削除するには、本人がログインする必要があります。セキュリティ上の理由から、Instagramは第三者によるアカウント削除を許可していません。ログインができない場合は、パスワードのリセットを行った後に削除手続きを進める必要があります。
利用者が亡くなった場合のアカウント削除
利用者が亡くなった場合、その人の家族がアカウントを削除することが可能です。この際、必要な書類として出生証明書、死亡証明書、及び法的代表権を証明する書類が求められます。これにより、故人のデジタルプライバシーを守りつつ、アカウントを適切に削除できます。
アカウント削除後のデータダウンロード不可
アカウントを削除すると、投稿した写真や動画をダウンロードすることはできなくなります。大切なデータを残したい場合は、削除前に必ずダウンロードしておくことが必要です。
アカウント情報の完全削除までの期間
アカウントを削除してから30日間は情報が完全には削除されず、この期間内にログインすれば削除をキャンセルすることができます。完全な削除までには最大90日かかることがあります。また、バックアップや法的な必要性から、情報が長期にわたって保存されることもあります。
インスタアカウントの一時停止方法
受験勉強や就職活動など、集中を要する時期には、Instagramから一時的に離れることが望ましいですね。
そのような時には、投稿やフォロワーを完全に削除するのではなく、一時的に非表示にできる「アカウントの一時停止」が便利です。
一時停止したアカウントは、ログインするだけで活動を再開できます。
以下は、Instagramアプリからアカウントを一時停止する手順です。
- Instagramアプリを開いて、プロフィールページにアクセスします。
- 画面右上のアイコンをタップしてメニューを開きます。
- 「設定」を選び、次に「アカウント」セクションへ進みます。
- 「アカウントの削除」セクションを開き、「アカウントを一時停止」を選択します。
- 一時停止の理由を入力し、必要に応じて再開日数とパスワードを設定します。
- 「アカウントを一時的に停止」ボタンを押し、表示される確認画面で「はい」を選択します。
これにより、必要なときだけInstagramを使用し、重要な時期に集中することが可能になります。
インスタアカウントの完全削除方法
Instagramアカウントの削除は、以前はウェブサイトからのみ可能でしたが、現在はアプリからも行えます。
アカウントを削除する前に、重要な写真や動画をダウンロードしておくことが大切です。削除後はこれらのデータにアクセスできなくなります。
以下にアカウントを削除する手順を説明します。
- Instagramアプリを開いて、プロフィールページにアクセスします。
- 画面右上のアイコンをタップし、「アクティビティ」を選択します。
- 「個人データをダウンロード」を選び、データ送信先のメールアドレスを入力し、「ダウンロードをリクエスト」をタップします。
- パスワードを入力し、「次へ」をタップします。
- 「完了」を押すと、メールに送られたリンクからデータをダウンロードできます。
さらに、以下の手順でアカウントを完全に削除できます。
- 写真や動画をダウンロードした後、Instagramアプリを再度開きプロフィールページへ行きます。
- メニューを開いて「設定」から「アカウント」へ進みます。
- 「アカウントを削除」オプションを選び、「アカウントの削除を続ける」をタップします。
- 削除の理由とパスワードを入力し、「アカウント削除」ボタンを押します。
- 最後に、確認画面で「OK」を選択し、アカウントが削除されます。
アカウントを削除すると、過去の投稿や情報がすべて失われるため、慎重に進めてください。
インスタアカウント削除に関するQA
Q: パスワードを忘れてアカウントを削除したい場合、どうすればいいですか？
A: パスワードを忘れた場合は、インスタグラムのサポートページでパスワードリセットの手順に従い、新しいパスワードにリセットしてください。
Q: パスワードやメールアドレスが不明で、リセットメールが受け取れない場合、どう対処すればいいですか？
A: アカウントにアクセスできる場合は、設定からメールアドレスを更新してください。更新方法はインスタグラムのヘルプセクションで確認できます。
Q: 古いアカウントやサブアカウントを削除する方法は？
A: 削除したいアカウントにログインするためには、まず現在のアカウントからログアウトしてから、そのアカウントに再ログインする必要があります。
Q: インスタのアプリを削除しただけで、アカウントが残っていますが、完全に削除するにはどうすればいいですか？
A: アプリの削除はアカウントの削除とは異なります。アカウントを完全に削除するには、インスタグラムのアプリかウェブサイトから正式な削除手続きを行う必要があります。
